好きな相手を依存させる方法｜実践編①理解者になる

この記事では「好きな相手を依存させる方法」について解説していきます。

好きな相手ができると「自分に夢中になってくれる方法はないかな」と一度は思うはずです。
今回は相手に揺さぶりをかけて、自分に夢中にさせる方法を紹介します。
今回はその実践編の第一弾です。

沼らせの本質（おさらい）

依存状態は、「失いたくない存在」に対して「失うかもしれないと不安を感じる」ことで起こり、不安と安心の感情を繰り返していくことで起こります。どうしたら、相手をそのような状態にすることができるのか、4つのSTEPに分けて整理します。

今回は「STEP1. 相手にとって失いたくない存在になる」の中でも、「相手の良き理解者になる方法」を解説していきます。

相手の良き理解者になる

前回、相手の深い部分での悩みを理解することが重要だと説明しました。しかし、「相手を理解する」ことは簡単ではありません。勝手な思い込みで間違ったアプローチをしても失敗しますが、何十問もある性格診断テストをその場で受けてもらう訳にもいきません。

そこで、他愛ない雑談の中でできる簡単、かつ心理学的にも信頼された性格テストを紹介します。
「Ten Item Personality Inventory」というテストで、ビッグファイブという一般的に使われているテストの簡易版です。具体的には次の10の項目について自己認識を把握していきます。

簡易心理テスト

「Ten Item Personality Inventory」というテストで、ビッグファイブという一般的に使われているテストの簡易版です。具体的には次の10の項目について自己認識を把握していきます。

あまり質問的に把握しようとすると「何か探ってるのかな、、？」と警戒されてしまいます。あくまで自然の会話の中で引き出していき、自分で解釈していくことで相手の性格に当たりを付けていく感覚で行いましょう。

質問内容

①活発で外交的だと思う
②他人に不満を持ちもめごとを起こしやすいと思う
③しっかりしていて自分に厳しいと思う
④心配性でうろたえやすい
⑤新しいものが好きで、変わった考えを持っている
⑥控えめでおとなしい
⑦人に気を遣うやさしい人間だと思う
⑧だらしなく、うっかりしていると思う
⑨冷静で気分が安定していると思う
⑩発想力に欠けた平凡な人間だと思う

採点方法

相手の回答のニュアンスからそれぞれに以下のような点数を付けていきます。

そして、各質問の点数を以下のように計算していきます。
外向性 　＝ (①の得点 ＋ (８ – ⑥の得点)) /２
協調性 　＝ ((８ – ②の得点) ＋ ⑦の得点) /２
誠実性 　＝ (③の得点 ＋ (８ – ⑧の得点)) /２
神経症　 ＝ (④の得点 ＋ (８ – ⑨の得点)) /２
開放性 　＝ (⑤の得点 ＋ (８ – ⑩の得点)) /２

特性について

上で採点した特性には以下のような意味があります。

評価

筆者を例にやってみましょう。
私は、「内向的」「協調的」「不誠実」「神経症」「開放的」となりました。この結果を端的に言えば、「人が苦手な自由人」です。そんな人間はおそらく「親しくない人間とかかわるのが苦手で、本当はもっとストレスなく伸び伸びとしていたいのに、無理をして周りに合わせてしまうタイプ」です。

そのため、みんなの前では無理していないように振舞うことをサポートしてあげ、2人きりのときは「無理しないで自由に伸び伸びとして良い」と伝えてあげることで信頼関係が築け上げられます。

「実践編①理解者になる方法」、いかがでしたでしょうか。今後もこのような形で一つずつ実践方法を解説していきます。

<参考>
たった10個の質問でビッグファイブが代替できる？TIPI-Jとは
https://heart-quake.com/article.php?p=10835
ビッグファイブとは？5つの性格特性と心理テストを紹介
https://achievement-hrs.co.jp/ritori/big-5/